

自分の車を売却したいと考えた時、中古車販売店や購入したディーラーへ持っていくというのが一般的だと思います。 しかし、「できるだけ高く売りたい」と考える方にとってはヤフオクを通して自分で売買を行うというのもひとつの方法です。 服や雑貨などと違って、車の売買には様々な事前の準備や注意が必要となってきます。今回はその手順について簡単に説明したいと思います。
車を出品する際にかかる費用
ヤフオクでの車の売買には、他の物とは違い「出品システム手数料」「落札システム利用料」がそれぞれ3,024円(税込)ずつかかります。必要な書類
車を他人に売る際には、様々な手続きが必要になります。 そのためにはどのような書類が必要になるのか挙げてみたいと思います。以下に挙げた書類は、落札代金の振込が完了してから簡易書留などで落札者に発送するか、車と合わせて陸送を依頼する業者に渡すようにしましょう。 ・車検証 ・自動車税納税証明証 ・自賠責保険証明書 ・自動車リサイクル券 ・印鑑証明 ・委任状 ・譲渡証明書 ・車両引渡し証明書 ・メンテナンスシートや取扱説明書 説明が必要なものに関して、個別に見てみたいと思います。自動車リサイクル券
これは平成17年度以降に自動車を購入した場合には手元にあるはずの書類です。もし見当たらない場合には、陸運支局などで再発行できますので用意しておきましょう。委任状
買い手である新しい所有者が車の名義変更をする時に、旧所有者の了承を得ているということを確認するための書類です。住所・氏名・実印を押しますので、使用の用途をきちんと明記する必要があります。車両引き渡し証明書
特に書式がなく任意の書類になります。 これは売り手が新しい所有者に車を引き渡したことを証明するための書類です。もし、譲渡した直後に交通違反などがあり、罰金の請求などが売り手側に来てしまった場合、警察に提示する際に必要になります。こちらには先方の署名・捺印後に返送してもらいましょう。必要な4つの事前の準備
1.相場を調べる
オークションの開始価格をいくらにするかを決めるために、相場がいくらぐらいなのかを調べましょう。ヤフオクで現在出品されている同車種の金額を調べたり、中古車情報サイトや中古車情報誌で確認をして、いくらぐらいの金額が適正であるかを事前にリサーチする必要があります。2.車の状態をなるべく良くする
車内の清掃や、メンテナンスはできるかぎり行いましょう。綺麗な状態であることや、きちんとした点検がされているということは買い手にとっては重要なポイントです。 傷などを高額の費用をかけて修理する必要はありませんが、自分でできる範囲で見た目を良くするひと手間はかけておいた方がよいでしょう。3.写真を撮影する
車の状態がわかる全体写真だけでなく、車内の様子や、傷などのマイナス要素があればそちらもきちんと掲載した方が信頼につながります。 ヤフオクの写真掲載は3枚だけですが、車のように高額の商品の場合はそれではとても足りないでしょう。その場合には、外部のサイトに画像を掲載し、それを説明文に組み込むなどの方法で多くの写真を載せることができます。4.説明文を作成する
アピールポイントとマイナスポイントをきちんと明記しましょう。走行距離だけではなく、「禁煙車」「喫煙車」「ペットを乗せたか」などは気にする人が多い事項です。メンテナンスの履歴やどのような部品を交換しているのか、傷やヘコみなどのマイナス要素なども隠さずに記載する方が、後々のトラブルの回避という意味でも有効です。業者として車を出品したいなら「TEMPOSTAR(テンポスター)」
以上、ヤフオクに車を出品する場合の流れを見てみました。 書類などを揃えることなどの事前準備や、落札者とのやり取りに手間はかかりますが、中古車販売店を通すよりはるかに高値で売ることができます。 もし、ヤフオクでの中古車販売を商売として行う場合には、このような「流れ」を簡略化するためにもテコラスの「TEMPOSTAR(テンポスター)」がおすすめです。在庫管理・商品管理と言った管理から、出品の取り下げが再出品なども「TEMPOSTAR(テンポスター)」を利用して行うことができます。 一件一件の管理を手動で行うことは大変な手間と時間がかかる作業ですが、このようなツールを利用することでより簡単・迅速にヤフオクで中古車販売ができるようになるのです。