ヤフオクの出品システム利用料の2つの柱

まず、出品の際に必ず支払わなければならない基本的な利用料が2つあるので覚えておきましょう。

Yahoo!プレミアム会員費

入札や落札など、「買う」ことに関しては無料会員でも充分に利用できますが、自分が商品を出品し「売る」ためにはYahoo!プレミアム会員への登録が必要です。Yahoo!プレミアム会員費は月額410円（税込）となっています。

落札システム利用料

商品を出品し、無事落札された場合にかかるお金です。   落札されてその都度払うのではなく、1ヶ月の落札総額の5.40%（税込）となっています。落札システム利用料は前の月の16日〜当月の15日までのオークション終了分に対して、翌月の1日時点での落札価格にて計算されます。   ※ただし、落札者のキャンセルなどで実際に取引が確定していない場合は注意が必要です。もし落札者（もしくは落札者候補）を削除しなければ、取引の有無に関わらず落札システム利用料がかかってしまいます。

その他にかかる出品システム利用料

ヤフオクにかかる基本的な利用料は上に挙げた通りですが、利用したいサービスや扱う商品によっては必要な料金が変わってきます。ということで、細かい料金体系を見ていきましょう！

オプション利用料

ヤフオクは基本利用料さえ払えば出品は可能です。   しかし、「少しでも落札価格を高くするために商品を目立たせたい」「最低でもこの価格で売りたい」などといった事情がある人のために色々なオプションがあります。

・最低落札価格　　　　108.00円（税込）／1個あたり ・注目のオークション　21.60円（税込）以上／1出品・1日あたり ・太字テキスト　　　　10.80円（税込）／1出品あたり ・背景色　　　　　　　32.40円（税込）／1出品あたり ・目立ちアイコン　　　21.60円（税込）／1出品あたり ・贈答品アイコン　　　21.60円（税込）／1出品あたり ・アフェリエイト　　　パートナー報酬の30%（税別）

出品取消システム利用料

何らかの都合やトラブルによって、入札された出品を取り消すこともあるかもしれません。   その場合、1つの出品に対して540円（税込）の「出品取消システム利用料」がかかります。ただし、誰も入札していないオークションと値下げ交渉を断ったオークションにはこの費用はかかりませんのでご安心を。

カテゴリによって異なる料金体系

自動車、オートバイ、トラック、ボートなどの特定のカテゴリに関しては、「出品システム利用料」と「落札システム利用料」として最大3,024円（税込）がかかる場合があります。   この費用は出品ごとに発生し、出品完了の時点で確定します。そのあとに出品を取り消しても返金はされないので注意しましょう。

出品までの流れ

これまで見てきた出品システム利用料を、実際に出品の流れとともにおさらいしてみましょう！今回は読み終わった本を1冊出品する設定にしてみました。

Yahoo!プレミアム会員に登録

まずはYahoo!プレミアム会員に登録しましょう。 →月額410円（税込）。

出品する商品の価格決め

読み終わった本をいくらにするか決めましょう。今回は1,000円を最低落札価格として設定することにします。 →108.00円（税込）／1個あたり

商品の写真撮影

商品の状態がわかるように写真を撮影します。商品は本なので、表紙、裏表紙は必ず撮っておきましょう。

送付方法・決済方法・送料の設定

はこBOONにするかレターパックにするか、決済方法をどうするかなどを決めておきましょう。梱包資材なども用意しておくと落札後が楽です。

商品の説明文の入力・写真のアップロード

本の著者、出版年数などの基本的な情報を説明文に入力し、商品写真をアップロードします。著者のサインなど、付加価値がある場合は忘れずに明記しましょう。

終了時間を決定し、出品完了

オークションの終了時刻を決めて入力情報を見返しましょう。問題なければ出品完了です。あとは入札されるのを待ちましょう。

落札が確定

入札がおこなわれ、出品した本は2,000円で落札されました。   今回発生した出品システム利用料は以下の3つとなり、

・Yahoo!プレミアム会員料金　　　　　　410円（税込） ・オプション料金（最低落札価格設定）　108.00円（税込） ・落札システム利用料（2,000円×5.40%）　108.00円（税込）

合計で626円（税込）の利用料がかかることになります。   出品・落札までの流れと利用料金についてお分かりいただけたでしょうか？

必要な費用を考えて計画的・効率的に出品しましょう

今回見てきたように、ヤフオクに出品する際は基本的に「Yahoo!プレミアム会員費」と「落札システム利用料」が必要で、オプション利用や商品カテゴリによっては費用が上乗せされていきます。   ただ、出品システム利用料自体は心配するほどの額ではありませんが、出品の手間が意外にかかるので、利益を増やすにはその手間を省くことが重要です。テコラスのTEMPOSTAR（テンポスター）では商品管理などを効率的に行なえるので、出品や評価メール送信の手間を大幅に削減できます。ヤフオクに本格参入を考えている方はTEMPOSTAR（テンポスター）の機能をチェックしてみてはいかがでしょうか？